VtigerCRMのインポート機能は、データの追加だけでなく、更新にも活用できます。

例えば、基幹系システム(販売管理システムなど)から顧客マスタをcsv出力し、そのcsvデータを使って、VtigerCRM側で新規の顧客の追加や既存顧客のデータの更新が可能です。

インポート機能の操作方法

顧客企業のインポートを例に解説します。ここまでの手順はこちら(データをインポートする)をご確認ください。

重複処理の設定

インポート処理の2ステップ目で、[重複処理]の設定を行います。

重複レコードの処理方法の選択

重複処理の方法を以下の3つのパターンから選択します。

パターン内容
Skip重複条件にマッチしたデータは取り込みをスキップし、残りのデータをインポートします。
Overwrite重複条件にマッチしたデータで上書きします。
Merge重複条件にマッチしたデータは既存のデータとマージ(統合します)されます。

重複条件の設定

重複データと判断するためのマッチング項目を選択します。

上記の例は、[顧客企業名]と[Webサイト]の情報が同じ場合は、[Skip](=インポートしない)という設定になります。

以降の処理は通常のインポート処理と同じです。

結果の表示

処理結果が表示されます。問題がなければ[インポート]ボタンをクリックして処理は完了です。

インポート前に、確認したい場合は、[詳細]ボタンをクリックして表示されるインポートデータを確認してください。問題なければそのまま[インポート]ボタンをクリックしてください。

問題がある場合は、上図のウィンドウを[×]閉じしてください。その上で、元のcsvファイルを修正し再度インポート処理を行ってください。

以上になります。