CRMシステムはコールセンターなどの電話窓口業務の受付システムとしても利用されることがあります。
VtigerCRMでは[問合せ]モジュールが問合せ対応のログを残すためのモジュールとしてよく利用されています。
また、電話環境との連携については、VtigerCRMは標準で、Asterisk(アスタリスク)というオープンソースのIP-PBXと連携することができるようです(弊社では実装経験がございません)。
ただし、少々ハードルが高いようにも思います。
AsteriskベースのIP-PBX連携はまず自分でIP-PBXを構築するか、または、AsteriskベースのIP-PBXソリューションと契約(購入)する必要があります。
そこで今回はVtigerCRMと連携実績があり、API等が公開されているPBXソリューションをご紹介したいと思います。
VtigerCRMと電話連携による機能のポイント
実現可能な機能は以下の二つです。
①電話入電時に顧客の画面を表示させること(受信ポップアップ)
②CRM画面から電話をかけること(クリックtoコール)
この二つは受電業務を効率化させるために必須でしょう。
これ以外にもPBX側の機能に応じて入電履歴(通話録音記録など)との連携なども要件としてはあると思います。ちなみに、前述のAsterisk連携では通話記録との連携も可能なようです。
VtigerCRMと連携可能なPBXソリューション
弊社で複数種類のPBXソリューションを調査したところ、ほとんどのソリューションは基本的にはAPIが公開されておりVtigerCRM側でそのAPIを使ってカスタマイズを行えば連携は可能なようです。すでにPBXを導入する場合はぜひAPIの有無を確認してみましょう。連携の糸口が見つかると思います。
なお、有償にはなりますが、連携について弊社でも相談を承っています。
本題ですが、VtigerCRMと十分な連携実績がありかつ様々なノウハウが詰まったPBXソリューションをご紹介させていただきます。
Omnia Linkです。
ビーウィズ株式会社のクラウドPBXサービスになります。自社で1万席に近い規模のコールセンター業務を運営していることもあり、そのノウハウが詰まった高機能なクラウドPBXサービスです。
VtigerCRMとの連携実績も豊富です。
VtigerCRMをCRMシステムとして採用し、コールセンターのコストを削減したい、高機能なコンタクトセンターで業務の効率化を図りたいというユーザーにはお勧めできるサービスになっています。
弊社にご相談いただければ連携部分のカスタマイズ等にも対応させていただきます。