先日、デジタルマーケティング関連のオンラインセミナーを受けてきました。
いろいろと参考になるところがありましたが、個人的にはツールの自社運用を推奨していたのが印象に残りました。
セミナー主催者がたくさんのユーザー事例を上げながら、
ホームページをデジタルマーケティングのキーとなるコンテンツに仕立てあげ、そこから見込み客を獲得したいなら、ホームページの作成・運営を外注するのは『時間とコストの無駄』になることが多い。
とのこと。
見積・請求・受注などを処理する業務システムと違い、マーケティングを目的にホームページを活用する場合は正解(結果を出す)となる作り方が実はありません。事例の中には数百万円かけてホームページをリニューアルしたのに、リードが『0』なんていう生々しいお話もありました。つまり『結果』が出れば、それが正解というわけです。ほんとうに難しい分野だと思います。
ユーザーの環境はどんどん変化していきます。そんな変化に対応するためには日々小さなトライ&エラーを繰り返すしかありません。なので『自社運用』なんでしょうね。
最後に、自社運用のメリット・デメリットを整理しておきます。
<メリット>
・コスト(自社の工数のみ)
・スピード(すぐに反映できる)
・内容(自分たちの事は自分たちが一番理解している)
<デメリット>
・見栄え/デザイン性/機能性(SEO含む)
・ホームページを作成・運用するというスキルが必要
となりますが、これらのデメリットも先日ご紹介したWordPressのテーマを活用すればかなりの部分が解消できます。
サイトのリニューアルを考えている方はぜひ、ホームページの自前運用を考えてみましょう!
追伸
予算があって、レスポンスの良い制作会社さんと関係を持っているなら自前にこだわる必要はありません。重要なのは『素早く』『自分たちの思い』をホームページに反映させることができるかということなので。