顧客企業や顧客担当者のヘッダー部分にある[マップを表示]のボタンをクリックすると以下のような表示になりませんか?
これは、GoogleのAPIが設定されていないため起こる現象です。
GoogleのMapAPIは以前、無料で利用できていましたが現在は従量課金になっています。正しく設定して運用するのはいいのですが、気が付くと相応の請求書が回ってくることになります。
Google Mapのウィンドウの上部にある住所情報の右端のアイコンをクリックすることでGoogleマップの情報を表示させることができます。
そこで、今回はAPI未設定によるエラー表示を無くすためのカスタマイズを解説します。
ワンクリックするというアクションは発生しますが、エラーは表示されないので、違和感なくマップ表示の機能をお使いいただけると思います。
目次
ソースの修正
修正箇所は2ファイルになります。
インストールディレクトリ/layouts/v7/modules/google/resources/Map.js
43行目から49行目付近の以下の部分をコメントアウトします。
43行目付近の loadMapScript : function() { から 49行目付近の }, までの7行をコメントアウトします(APIを使わない場合は削除でもOK)。
インストールディレクトリ/layouts/v7/modules/google/map.tpl
23行目付近のmin-heightの値を0pxに変更します。
<div id="map_canvas" style="min-height: 0px;"></div>
結果
以上の2箇所を修正して[マップを表示]をクリックすると以下のような表示なります。
エラー表示が無くなりすっきりしました。あとは、リンクのアイコンをクリックすれば、
GoogleMapが表示されます。
以上になります。