VtigerCRMのインストール方法は、以下の二種類になります。

①レンタルサーバーのソフトインストール機能を使う(別記事

➁手動でインストールする

今回は手動のインストール方法をご紹介します。

なお、本ブログの隠しテーマが非エンジニアがツールを使ってどこまでできるかとなっていますので最も簡単な方法を解説させていただきます。

VtigerCRMの手動インストール

VtigerCRMの手動インストールは以下の流れで実施します。

①DB作成

➁パッケージをサーバーに展開

➂インストール

DB作成

DBの作成方法には、以下の3種類があります。

①サーバーのコンソールからコマンドで作成

➁phpMyAdminを利用

➂cPanelのDB作成ツールを利用

①はITエンジニア向け、➁は契約しているレンタルサーバーの仕様によっては新規作成できないため、今回は非エンジニアでも簡単にできる➂をご紹介します。

手順

cPanelを開きます。

データベースのブロックのMySQLデータベースウィザードを選択します。

任意のデータベース名を入力し、[次の手順]をクリックします。

ユーザーを作成する手順になります。ユーザー名とパスワードを入力し、[ユーザーの作成]をクリックします。

作成したユーザーをデータベースに追加します。[すべての権限]にチェックを入れて、[次の手順]をクリックします。

以上で、DBの作成作業は完了です。

パッケージの展開

①パッケージファイル(現在の最新版は、vtigercrm7.4.0.tar.gz)をサーバーのインストール予定の場所にアップロードします。

➁アップロードしたファイルを解凍します。

➂[vtigercrm]というフォルダ名が作成され、その直下に解凍されます。必要に応じて[vtigercrm]のディレクトリ名を変更してください。

以上になります。

インストール

ブラウザを開いて、URLを実行します。

< https://ドメイン名/インストールディレクトリ > このような形式で入力し実行します。

正しくファイルが解凍されていれば以下の画面になります。

[Install]をクリックします。

内容を把握した上で、[I Agree]をクリックします。

サーバー環境のチェックが入ります。上の枠は必須、下の枠は推奨値です。必要に応じてphp.iniファイルなどを修正してください。問題なければ[Next]をクリックします。

データベースの情報と管理者アカウントに関する情報を設定します。

まずは、データベースについて、

[Host Name] → Localhost

[User Name] → データベースのユーザー名

[Password] → パスワード

[Database Name] → データベース名

次に管理者アカウントについては、

上記画面の赤※を入力又は選択設定してください。ちなみにタイムゾーンは、UTC+9:00がTOKYOになります。

[Next]をクリックします。

設定した内容の確認画面が出ます。問題なければ[Next]をクリックします。

利用するユーザーの業界を聞かれますので、該当するものを選択して、[Next]をクリックしてください。

インストールが実行されます。

どのような使い方をしたいかを聞かれます。チェックを入れた業務に関するモジュールが活性化された状態で、セットアップされます。モジュールはインストール後にいつでもON/OFFできますので、ここは、上段の[Select All]のチェックを入れて下段の[Next]をクリックしてください。

この画面が表示されればインストールは完了です。

管理者アカウントでログインした状態になっています。中央のウィンドウで、[通貨](→ Japan,Yen(\))、言語はいったんそのまま、タイムゾーンは東京を選択し、お好みの日付書式を選択し、[Get Started]をクリックします。

以上で完了となります。

以上です。