各モジュール共通の基本的な機能、操作方法は別記事(操作①操作➁)でご紹介しておりますが、VtigerCRMの[使える機能紹介]シリーズでは、各モジュール特有の便利な機能をピックアップして紹介いたします。

VtigerCRMの[顧客企業]モジュールとは

その名の通り、[顧客企業]の情報を管理するモジュールになります。VtigerCRMの中では根幹となるモジュールになります。

ほとんどすべてのモジュールが[顧客企業]と関連付けされています。VtigerCRMをCRMやSFA以外で使いたい場合は、根幹となるデータに[顧客企業]モジュールを利用することをお勧めします。

機能紹介(1)担当データを別の人に移行

営業担当の異動や退職に伴って、CRMデータを引き継ぐ必要が発生すると思います。

この機能を使えば、[顧客企業]に関連するモジュールのデータも含めて担当情報を変更することができます。

画面右上の[その他]> [担当のデータを別の人に移行]をクリックします。

VtigerCRM 画面

担当を変更するモジュールを選択し、変更先の担当者を選択し、保存をクリックします。

VtigerCRM 画面

選択したすべてのモジュールデータの担当が変更されます。

機能紹介(2)顧客企業系列の表示

[親会社]フィールドで、親会社を設定することで、企業グループを階層表示する機能になります。

まずは[顧客企業]の[親会社]フィールドで親会社を選択し、設定します。

画面右上の[その他]>[顧客企業系列の表示]をクリックします。

VtigerCRM 画面

グループ企業がわかりやすく可視化されます。企業名をクリックすることでその企業の詳細画面に遷移します。

<活用TIPS>

例えば、顧客企業の規模が大きく、全国に支店が存在するような場合は、その支店単位に顧客管理を行いたいというニーズがあると思います。その場合は以下のようなデータの登録の仕方で対応することができます。

[株式会社アイプランナー 本社]を親企業として設定し、各支店を[株式会社アイプランナー 東北支店]などとして紐づけ管理します。

以上になります。