今回は既存のWebページとVtigerCRMを連携させるWebフォーム機能をご説明します。
設定方法
システム管理者の画面で、左メニューの中から[オートメーション]>[Webフォーム]を選択します。
右上の[+Webフォームを追加]ボタンを押します。
作成画面の上半分をご説明します。
- Webform Name — 任意で名前を設定
- モジュール — 対象のモジュールを選択(ここでは、見込み客を選択)
- 戻りURL — HPで送信ボタンを押した後に表示させるページを設定
- 担当者 — 任意で担当者を選択(データの作成者になります)
- ステータス — 有効・無効
- Capcha Enabled — Capchaの利用の有無(利用する場合はソースの修正が必要)
- 担当者をラウンドロビンで割り当て — データの担当者の自動割当の実施の有無
- ラウンドロビンユーザー一覧 — 7でチェックした場合はここで該当のユーザーを選択
作成画面の下半分をご説明します。
HP上の入力フォーム情報を設定していきます。
- フィールドを追加 — 入力してもらうフィールドを選択します。入力順の並べ替えを行った後、右側の並び順を保存ボタンを押すことで並び順が指定順で保存されます。
- 各フィールドの設定 — [必須]はチェックすると必須項目となります。[隠す]はフォーム上表示させない項目です。例えば、[連携種別]というフィールドを見込客モジュールに追加し、デフォルト値に[新規お問合せ]と設定しておけば、自動的にデータが設定されます。
- 添付ファイルをアップロードするようなフォームを作成する場合は、[+ファイルをアップロードするフィールド]ボタンを押して、フィールド名を設定します(上記では添付ファイル)。
- 保存ボタンを押します。
[フォームを表示する]を押してください。
Webページに埋め込むためのHTMLソースができます。こちらをWebページに埋め込んでください。以下のようなイメージで表示されます。
上記イメージを見てお気づきかと思いますが何点か問題があります。このまま使っても想定どおりデータの自動連携はできますが以下の問題があります。
- [隠す]のフィールド部分に罫線が入ったまま
- [Submit]ボタンが英語表記
- Capchaが表示されない
以上の3点は自動生成されたHTMLのソースを修正する必要があります。少し残念ではありますが今後のバージョンアップに期待したいところではあります。