VtigerCRMはモバイルで使えるのか?

実はバージョン7になってレスポンシブ対応されました。

実態は中途半端な対応になっているため少々使いづらいものになっています。

既にVtigerCRMの環境を構築されている方はスマホで確認するか又はPCのブラウザの幅を狭めていただければ確認ができます。

一部に画面の崩れがあるのとやはり見栄えが、、、、

営業担当が出先で使うことを考えると操作性の向上はやはり必要ですね。

そこで次の選択肢がスマホ版のアプリの導入です。

スマホアプリのご紹介

VtigerCRMで使えるアプリが何種類かPlayストアなどに登録されています。以下に整理します。

アプリ名特徴ポイント
Vtiger 360インドのVtiger社が提供。Vtiger Cloudという有償のクラウドサービスでのみ利用可能。 OSS版では利用不可。
Vtiger CRM インドのVtiger社が提供。Vtiger Cloudという有償のクラウドサービスでのみ利用可能。 OSS版では利用不可。
CRMTigerVtigerCRMのOSS版で利用できるスマホアプリ。非常に高機能。無償版は機能限定。実際の運用では有償版が必須。サーバーにモジュールをインストールすることで利用ができます。月額25ドル(サーバー単位の課金)で利用可能。
anCRM VtigerCRMのOSS版で利用できるスマホアプリ。完全無料。各モジュールのデータを単純に閲覧、修正、入力のみの機能。
Vibe for VtigerCRM VtigerCRMのOSS版で利用できるスマホアプリ。機能限定の無料版と高機能な有料版。サーバーにモジュールをインストールすることで利用が可能。有料版はPlayストアなどで端末単位で有料版を購入しインストール。

現在実質的に利用な可能なのは、上の表の赤マーカーのアプリになります。

CRMTigerに関しては弊社で有料版の導入実績があり、サポートも可能です。有償版には、マップ機能、音声メモ機能、チェックイン・チェックアウト機能、訪問・巡回ルート設定機能などスマホ専用の充実した機能が備わっておりお勧めできます。

anCRMに関してはとりあえずデータをスマホで見れれば良いというユーザー向けです(安全性に関しては自己責任で)。

Vibe~に関しては我々も利用実績がないので評価できませんが気になる方は以下のサイトでご確認ください。(https://www.smackcoders.com/mobile-app-for-vtigercrm.html)

まとめ

費用をかけたくない場合は、少々の見辛さを我慢してスマホのブラウザで利用するのが良いかと思います。

スマホ用に(特に営業向けに)地図機能などを付加したい場合は、CRMTigerの有償版をお勧めします。利用者が何人いても月額3,000円程度で利用できるためコストパフォーマンスはかなり良いかと思います。