[レポート]の主な機能を以下になります。

  • リスト形式とグラフ形式の2種類のレポートを作成
  • メールで自動配信が可能。
  • グラフをダッシュボードに配置可能。
  • レポートをCSV又はEXCEL形式でエクスポート可能。
  • レポート設定をフォルダ管理可能

レポートを作成する

画面の左上のアイコンの中から[グラフ]のアイコンをクリックします。

レポートの一覧画面が表示されます。右上の[+レポートを追加]をクリックします。

[詳細レポート]と[グラフ]の2種類のレポートから選択できます。

詳細レポートを作成

[詳細レポート]を選択します。

3つのステップで作成します。

レポートの詳細

設定項目内容
レポート名レポート名
レポートフォルダー    分類用のフォルダーを指定
メインのモジュール     データの中心となるモジュールを選択
関連モジュールを選択      メインのモジュールの関連モジュールを最大で2つまで選択することができます。
例えば、[商談]をメインモジュールとして、[顧客企業]を関連モジュールとして、詳細な企業情報を含んだ商談のレポートを作成することができます。
説明説明
レポートを共有レポートを共有できる、[ユーザ]や[ロール]を指定できます。
スケジュールレポートチェックを入れることでメールによるレポートの自動配信を行います。

スケジュールレポートの設定は以下になります。

設定項目内容
レポートを実行日次 時刻を設定
週次 曜日と時刻を設定
月次 ×日と時刻を設定
年次 ×月×日(複数可能)と時刻を設定
特定日 ×月×日と時刻を設定
受信者を選択送信先のユーザーの指定
指定メールアドレスへの送信ユーザー以外で指定したメールアドレス宛に送信
ファイルフォーマットCSV又はEXCELを指定

商談のレポートを毎週月曜日の8時に送付する場合の設定は以下のようになります。

列を選択

レポートに表示させる列を設定します。

設定項目内容
列を選択関連モジュール含めて、最大25個までのフィールドを選択できます。
グループ別 グループ化したい列を選択します。データのグループ化とグループ内のソート順を設定します。
計算設定したモジュール内の数値項目を対象に計算を行います。
合計、平均、最小値、最大値が計算できます。

設定例

フィルター

データの抽出条件を設定します。

上段がand条件、下段がor条件になります。

設定が終わったら、画面下部の[設定を保存しレポートを作成]で完成です。

作成結果

[条件を変更]をクリックすることでデータの抽出条件を変更することができます。レポートを作りなおさずに複数のパターンのレポート作成が可能です。

ここでできることを整理しておきます。

  • [条件を変更] 抽出条件を変更
  • [カスタマイズ] レポート作成の最初から設定内容を変更
  • [複製] レポートを複製
  • 印刷、CSVエクスポート、EXCELエクスポート
  • レポートの明細行から該当のデータへリンク

グラフを作成

[グラフ]を選択します。設定内容は[詳細レポート]と同じです。

レポートの詳細、フィルター

グラフを選択

グラフの種類を選択し、集計項目(グループ化するフィールド)と集計するフィールド(データフィールド)を選択します。

集計項目は、棒グラフ、折れ線グラフのみ最大で3つのフィールドを選択することができます。

設定が終わったら、画面下部の[設定を保存しレポートを作成]で完成です。

作成結果

詳細レポート同様に条件の変更やカスタマイズが可能です。またダッシュボードへの配置が可能です。

まとめ

営業会議用の商談情報に関するレポートや活動情報から作成した営業活動日報、週報など、様々な使い方が可能です。

スケジュールレポート機能を使えば、提出という行為も不要になります。担当者はCRMのデータを日々メンテナンスするだけで適切なタイミングで必要な情報を共有化することが可能となります。

活用すればするほど業務を効率化することができます。

以上になります。